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2011年8月13日 (土)

東北地方太平洋沖地震の考察


大津波が掘り起こしたもの


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東北地方太平洋沖地震の考察(19)




こんにちは。
兵頭正俊です。

暑いですね。
わたしは、この猛暑をしのぐために、よく水でシャワーを浴びます。
別に節電というわけではないのですが。
そうすると、その後、1時間ほどは本が読めます。
これは若いときからの習慣です。
それでは気合いを入れて本題に入りましょう。


(前回の続き)

(危機のなかの癒やしジョーク)
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  ▼ 68 詐欺師の国 ▼
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外国メディアの日本の原発事故関連の記事を調べていたら、アフリカの小さな新興国のローカル紙が次のように報道しているのを見つけた。
「日本で原発事故。原因は日照りで水不足。神の怒りを鎮めるため、今になって毎日水を捧げているが、神の怒りはまだ収まっていない。日本の首相は詐欺師といわれており、国民はその原因を知らされていない模様」


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  ▼ 69 マスメディアの幼児性 ▼
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中国で列車事故が起きてから、マスメディアの中国バッシングが凄まじい。
とくに中国当局が一度埋めた車両を掘り起こして持ち去った点に日本マスメディアの非難は集中していて、呆れた、といわんばかりの非難が続いている。

なでしこジャパンと中国鉄道の事故と続いたものだから、すっかり溜飲を下げる空気が背後にちらついて、ほんとうに情けない我が国のメディアである。
公平にいって、これは目くそ鼻くそを笑うの類にすぎない。

3.11以降の日本政府と東電・マスメディアの情報隠ぺいと嘘の発表は、世界の不信と顰蹙を買っているのだ。
まして原発賛成のための、九電の「やらせ」メール事件や、原子力安全・保安院の中部電力に対する「やらせ」依頼等を考えると、いったい中国を笑う資格が日本にあるのか、ここは一度冷静になりたいものだ。

まして放射汚染の期間の長さと地球規模の環境汚染を考えると、事件の罪悪は遥かに日本の原発事故の方が深いのである。

中国のことはいくら批判してもいい。
しかし、人のことを言えたザマか、という冷静さと矜持は失いたくないものである。


我が国のマスメディアの劣化が深まっている。
東海テレビ放送(名古屋市)に、「ぴーかんテレビ」という情報番組がある。そこが4日に放映した番組で、「岩手県産ひとめぼれ」の当選者として「怪しいお米セシウムさん」などとテロップを流した。

日本民間放送連盟会長の広瀬道貞(テレビ朝日顧問)は5日になって、「原発事故によって多くの方々が被害にあっておられるなか、放射能の風評被害について、放送事業者はもっとも敏感であるべき」と釈明した。
所詮は、仲間内の、非難のガス抜きである。

広瀬は「問題のテロップはあまりにも常識を欠いた表現」であり、「本件では(1)こうした内容のテロップを作成するという社会意識の欠如に問題の根源があるうえに(2)それをチェックできなかったこと(3)操作ミスで画面に出したものを即座に取り消せなかったことにも重要な問題がある」と釈明した。
「社会意識の欠如に問題の根源がある」から、今後どのような対策をとるというのか。
もちろん、そこまで踏み込めば広瀬自身が泥沼に浸かってしまうので、ただいってみただけのことである。

3.11以降、マスメディアが御用学者を使って流した多くの風評被害こそ、「あまりにも常識を欠いた表現」だったのである。

「(1)こうした内容のテロップ(「風評」と読め)を作成するという社会意識の欠如に問題の根源があるうえに(2)それをチェックできなかったこと(3)操作ミスで画面に出したものを即座に取り消せなかったことにも重要な問題がある」のである。

また、共同通信社と加盟する地方紙などが立ち上げたインターネットサイト「47NEWS」の運営スタッフが、編集部の公式ツイッターで「ストレステストについてガタガタ文句たれる奴は日本放射線汚染化推奨派認定にゃ」などと書き込んだ。
ネットに登場してもこの体たらくである。
ネット上で批判が集中し、すぐに閉鎖した。日頃の退廃が、ネットという気安さで、もろに出てしまうのである。

「子どもの尿からセシウム」の記事では「原発廃止を唱えない人間は頭おかしい認定ニャ」、市橋達也被告の公判記事では「やはり死刑は世界に誇れる極刑ャーッ」などと書き込んだというから、この者たちの正体を知る上では、参考になるデータではある。


この程度の連中が「記者クラブ」にとぐろを巻き、圧倒的な影響力を国民に振るい、政治をダメにしているのである。


菅直人の政治と金の問題と、小沢一郎のそれとを比べれば、その悪質さと国際的な危機の広がりとは、遥かに菅直人の方が深刻である。
しかし、ほとんど日本のマスメディアは菅直人の不正をとりあげない。

あの狂気じみた小沢一郎へのメディアバッシング、メディアリンチ、メディアテロを思い起こすと、これが公正で公平な報道でないことは、誰にもわかることである。

マスメディアが菅直人の不正を取り上げない理由は明確である。
それは日本のマスメディアにとって菅直人が利害に絡まないからである。
菅直人にはメディア改革といった高級な問題は、はなから念頭にないのだ。
それにたいして、小沢一郎は、メディア問題が一級の政治問題であり、国家的な問題であることを見抜いていた。
だからメディア改革を若い時から考え、記者会見の開放などを通じて実行してきたのである。


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  ▼ 70 裏切り者は政権から転落する ▼
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民主党は、菅直人がたとえ退陣しても、次の衆議院選挙で政権から転落する。
これは間違いないところだろう。

深刻なのは代表を変えたぐらいではもはやどうしようもないほど民意が離れてしまっていることを、民主党の国会議員が自覚していないことである。

今から考えると、もともと政権を与えてはならない政党だったといえる。
とにかく党の綱領がない政権与党という現実ほど、日本の政治の劣化を象徴するものはない。
綱領のない政党など、ただ政治家になりたいという烏合の衆の住処なのである。
党の体をなしてないのである。

どういった国家を作って国民を幸せにする、どのような国際関係を構築する、そのために政権をとって何を実現したいという、明確な党の綱領がないのだから、当選してしまえば、なるだけ波風を立てず、現在の高給生活の維持が目標になってしまう。

誰が代表になり、何をしようにも黙ってついてゆくだけという、無責任な現実はそれを物語っている。

党の代表も、党の綱領に縛られることはないのだから、必然的に大衆迎合政治に陥ってしまう。
それを国内だけにかぎらず、国際的なスケールでやり始める。

外国に対しては国辱的な土下座外交と大判ふるまいの連続。
たとえば野党時代に、散々批判し「見直し」を公約していた在日米軍への「思いやり予算」はどうなったか。
いざ権力をとると、維持するばかりか、逆に強化して期限が切れる特別協定の期間を現行の3年から5年に延長する始末。自民党もしなかったような対米隷属である。

サイフが空になっていることに気づくと、内に向かっては増税である。
こんな簡単で、楽な政治はない。バカでもやれる政治である。いや、バカしかやれない政治である。


消費税増税が必要だと、官僚とマスメディアに吹き込まれると、選挙の真っ最中であろうと、突如叫び始める。
その結果選挙に惨敗しても誰も責任をとらない。それで済む政党なのである。

アメリカからTPP(環太平洋経済連携協定)参加を指示されると、党内論議もなしにあっという間に参加を決める。
脱原発が人気取りには有効だと直感すると、今度は脱原発、減原発と叫び始める。
そのときどきの風の吹き回しで、どちらにも流れてゆく政治なのである。
綱領がないものだから、もともと政治理念や選挙公約への、尊重の気持ちが極端に希薄なのである。

党員は、まるで学級委員長に立候補するような気楽さで、ポスト菅、次の総理に手を挙げる。
しかし、ちょっと待って欲しい。内閣は政権運営に一体で責任を負う。菅政権の閣僚だったら、当然、共同の責任があるわけで、その意味で共同正犯だとする西岡参議院議長の意見は正しいのだ。

菅直人の政権運営を批判して辞任しなかった野田佳彦財務相や海江田万里経済産業相、鹿野道彦農水相らの、次の民主党代表選への出馬が取りざたされている。
国民にとっては裏切りの共同正犯が後継することになる。

しかし、この者たちにそんな高級な問題意識はまるでなく、鳩山や菅でさえなったのだから、自分がならないで終わるのは我慢がならない、といっているようだ。

現在の国民の悲鳴など、まるで関係なさそうな、明るい、のんびりした、あっけらかんとした表情は、どの候補者にも共通するものである。


次の選挙では、増税反対、原発反対、対米自立を明確に公約し、それを守る政党・政治家に投票しなければならない。
そうしなければ、わたしたちは高給取りのオプティミスト(楽天主義者)たちに生存権すら奪われてしまうだろう。
(続く)



今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

 年々にわが悲しみは深くして
   いよよ華やぐいのちなりけり
           岡本かの子

また、面白い文章を書きますね。
みんな、あしたこそ、幸せになあれ!

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